海外でスマートフォンを日本語化して使う方法 - Sony 欧州向け Xperia シリーズ
海外に住んでいても、現代では携帯電話は必須ですよね。
しかし、海外で購入した携帯電は当然ですが現地仕様になっています。
その為、表示言語も入力言語も現地語というのが普通。
私が約10年程前にドイツで使っていた携帯電話は、当然ドイツ語仕様。
ヨーロッパの場合、陸続きのためその他の欧州諸語は入っていることも多かったですが、当然日本語なんて打てるわけもありません。
ましてや当時のドイツの携帯電話は日本よりもひどい、本当にお粗末なものが主流でした。
それが、iPhoneを始めとするスマートフォンの普及で大きく変わりました。
なんと、iPhoneには初めから表示言語と入力言語に日本語が含まれていたのです!
今となっては当たり前ですが、海外ではそれまで日本語入力可能な携帯電話なんてなかったのですから、感動しましたね。
それに対してアンドロイドのスマートフォンも最近ではどのメーカーのどの機種でも多くが他言語に対応しています。
今日は、Sonyの人気携帯Xperiaシリーズ(欧州版)の日本語化をご紹介したいと思います。
今現在手元にあるXperiaはXperia Z UltraとXperia M2 Aquaなので、Z Ultraの方を利用して説明していきます。
機種: Sony Xperia Z Ultra
OS Ver.: Android 4.4.4
表示言語の日本語化
1. まずホーム画面等から「設定」を開きます。
2. 下記の画面が表示されるので画面をそのまま下にスクロールします。
3. 「Sprache & Eingabe」(英語では「Language & Input」)を押します。
4. 表示可能言語が表示されるので、そこで「日本語」を押せば完了です。
簡単ですね!
しかし、これだけではスマートフォン本体の表示言語が日本語になっただけで日本語を入力することは出来ません。
そこで、今度は入力言語を日本語化します。
入力言語の日本語化
どうやらSonyのXperiaには以前は海外のものでも「POBox Touch(日本語)」というXperia用の日本語入力システムが標準搭載されていたようなのですが、ここ最近のXperiaには「POBox Touch」は入っていません。
その上、Androidのアプリストアなどにもアップされていない為、別の日本語入力システムが必要になります。
1. まずはキーボードを表示させるためにGoogle Barなどを開きます。(無い場合はメールなどどこかテキストを入力できるものを開きます。)
2. キーボードが表示されますが、現時点では現地語です。
3. 日本語入力システムが入っていないため、アプリストア等からダウンロードします。
色々な日本語入力アプリがありますが、オススメは「Google日本語入力」。Androidの開発をしているGoogle社のアプリなので、メーカーに関わらずどのスマートフォンでも問題なく使えて便利です。
下記のリンクからダウンロードできます。またはスマートフォンのアプリストアからもダウンロード可能です。
Androidアプリストア Google Play - Google 日本語入力
Google 日本語入力 - Google Play の Android アプリ
4. 「Google 日本語入力」のダウンロードが完了したら、「設定」を開き「言語と入力」を押します。
5. 「Google 日本語入力」の欄にチェックを入れ、「現在の入力方法」を押します。
6. 表示されたボックスの中から「日本語 Google日本語入力」を選択した後、もう一度、文字入力画面を開きます。
7. キーボードが日本語になっています。
左下のボタンで日本語⇔アルファベットの切り替えもできます。
これで「表示言語の日本語化」「入力言語の日本語化」ともに完了し、海外版のXperiaでも日本語化して使うことができます。
海外で生活を始められたばかりの方や、海外でスマートフォンを購入されたばかりの方など、この記事が少しでもお役に立てば幸いです。
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