Der Glockenbaum

独逸在住日本人の日々想ふこと。

今年もついに…

今朝のWetter.deの天気予報では最低気温が0℃、最高気温が4℃となっていたミュンヘン。

「日に日に寒くなっていくなぁ。」とぼやいている間もなく、換気に窓を開けて驚きました。

なにやら路上に泊まった車がみな白い…。

寝起きの目をこすりもう一度見てみても、白い。

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ということでミュンヘン市内では今冬の初雪を観測しました。

去年2013から今年にかけての冬は異様に暖かく、クリスマスにもビアガーデンが開いていたという異例の暖冬でした。

しかしその前、2012年~2013年にかけての冬が寒くしかも長く、「春は本当に訪れるのか?」と思ったほどでした。2012年10月にはもう初雪を観測し、翌2013年7月初旬まで曇った薄暗い天気がずっと続き、気分は滅入るし体はだるいしというひどい冬だったのを覚えています。しかも、本当に寒かった!ミュンヘン市内でもマイナス20℃近い気温になり、「もう家から出たくない!!!」という日々でした。

ドイツの中では日照時間が比較的長いとされる南ドイツのBayernでもこの有り様だったので、日照時間に関しては北の方はもっとひどかったのではないでしょうか。

一昨年は寒く暗く、去年は暖かかったドイツの冬ですが、今冬はどうなるでしょうか。

 

ドイツでは一般的に日照時間の関係からビタミンD不足に陥る人が多いと言われ、生まれたての赤子などにも意図的にビタミンDを摂取させることを国が推奨しているそうです。一般的にビタミンDは特定の魚介類に多く含まれていると言われていますが、ドイツはほぼ内陸国の為あまり魚を食べる習慣はなく、Bayernのような南の地域だと尚更です。その為、ビタミン不足は自らタブレットや含有量の多い食品を食べて補うしかありません。

このビタミンDが不足すると下記のような症状が出ると言います。

  • 体が疲れやすくなる
  • 疲労感が取れない
  • 肩こりや腰痛が起こりやすくなる
  • 歯や骨が弱くなる
  • 精神的に鬱のような状態が続く
  • 免疫力が低下し、病気になりやすくなる

などなど。

どれも、困ったものですね。

以前の記事でも冬の健康管理には少し触れましたね。


今年もこの季節になりました - Der Glockenbaum

これからは日の出がもっと遅くなり、日没が今以上に早くなります。

会社に行く時も暗く、退社時も暗いというのが当たり前にあると思います。

鬱や病気がちにならないためにも、家族や友人などと日頃から大勢で集まって食卓を囲んだり、少しでも太陽が出ている時は日光浴をしたり、スポーツをして体を定期的に動かしたりと自ら積極的に健康管理には気をつける必要がありますね。

特に外国人はクリスマスなどでドイツ人が皆、帰省するこの年末年始は孤立しがちです。

そんな時はできるだけ友人たちと集まり、大勢で楽しく過ごすと良いと思いますよ。

寒く・暗く・長い冬ですが、皆さんビタミンDタブレットと、友人や家族との団欒で健康に乗り越えてください!

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