ドイツのファストフードチェーンの驚愕の実態とその商品
ドイツのファストフードチェーンの驚くべき実態
日本でもお馴染みとなったファストフード。
ここドイツも同じように今日では至る所でMcDonaldsやBURGER KINGなどの店舗を目にします。
しかし一点、日本のファストフード店との大きな相違点があります。
それは、「客層」です。
日本のファストフード店は若者が多いもののサラリーマンやOL、主婦と言った様々な層の方々が利用するイメージがありますが、ドイツは主に若者やあまり教養のない肉体労働者などが多く訪れる印象があります。
それこそ、前回の記事に記した非教養人が多く集まるたまり場のようになっている店舗すら見受けられます。
その為その手のファストフード店で働く従業員たちも、その多くが低賃金でファストフード大企業に雇われた外国人労働者です。
見たところ出身国は様々なようですが、主にアラブ系やアフリカ系が多く見受けられます。
そのことに関しては特段問題はないのですが、私が今日書いておきたいのは彼ら不衛生な調理法です。
それは、手袋もしないで小銭や紙幣その他の物品等を触った手で平気で調理をするということ。
日本でも幾つかのファストフードチェーンや店舗などで同じ問題があるようですが、こちらはほぼ百発百中でこの光景を目の当たりにします。
私は別に潔癖症ではありませんが、紙幣などに触れた手で作られた料理を食べる気にはなれません。
やはりドイツでも同じことを考える人も多々いるようで、インターネットフォーラムなどではこちらのような書き込みを多々見かけます。
少し前のものですが、ドイツ国営放送の一つZDFが制作したドキュメンタリーがYouTubeに掲載されていましたので紹介したいと思います。
そこで、取り上げられていた内容は驚くべきものでした。
Arbeitsplatz bei McDonalds - Kloputzen, Pommeseintüten, Burgerrotzen - Schwächeanfall - YouTube
元従業員の証言や職場での隠しカメラの映像を基に作成されたこのルポタージュでは信じられないような事実が浮き彫りにされています。
ルポ中で取り上げられていることを下にまとめてみました。
- 人材不足がおきているにもかかわらずマネージメント側は対応せず
- 従業員は業務に忙しく清掃する時間もない
- ルポ中のある従業員はトイレにいくことも許可されない
- 従業員は手袋なしでトイレ掃除をしそのままカウンターでポテトを詰める
- マニュアルにある衛生管理のトレーニングが行われていない
- そして実際に行われていないトレーニングへの参加を表すサインを従業員に強要
- Betriebsrat(被雇用者側の経営委員会)を設立し賃金値上げ要求を行おうとした従業員を解雇
- そしてその人物にその地域の全店舗への出入り禁止を勧告
- 体調の優れない従業員への労働の強要
- 大半の従業員が時給6~8EURという低賃金で酷使されている
- 雇用契約と同時にMcDonaldsが所有する寮への入居契約にサインすることを強要
- 小さな部屋に多くの従業員が同居
そして最も驚いたのは…
- (従業員が会社への不満から)バーガーの中へつばを吐く
といった信じられないような事実があることが報じられています。
ただでさえハンバーガーのパテに使用されている肉など食材と呼ぶのも疑わしいようなものを売っている同ハンバーガーチェーンですが、劣悪な労働環境や商品品質などに関する驚愕の実態が上の動画のように明るみに出ているのを見ると尚更足が遠のきます。
ドイツでファストフード、特にMcDonaldsを訪れようと思った際はこれらの事実を思い出してください。
ファストフードチェーンの驚愕の商品
今度はファストフードチェーンの商品についてです。
もともと私はファストフードは嫌いなのでほとんど訪れることはないのですが、更に衝撃的な動画を発見しました。
それは、ファストフードチェーンのハンバーガーを購入し30日間放置するとどうなるかという動画です。
とある一社だけ腐らないハンバーガーがあるのですが、それは…
How Fast Do Burgers Age? - YouTube
もちろん、McDonaldsでしたね。
これを見るだけでも食べる気が全くなくなるのですが更に驚くべき記事がありました。
それはなんと、McDonaldsのハンバーガーを14年放置した結果、外見はおろか腐ってさえもいなかったというもの。
1999年に購入したマクドナルドのハンバーガーを14年もの間保存し続けるとこうなる - GIGAZINE
最早、食べ物ではありませんね。
他にもMcDonaldsの商品には色々と問題点があります。
気になる方はこちらもどうぞ。
マクドナルドの食品添加物は危険すぎ|食べてはいけない12の理由
まとめ
これはMcDonaldsに限ったことではありませんが、大概のファストフードには時短、安価というメリットの代わりに上に記したような信じがたいリスクも潜んでいます。
私達はそのリスクに対しもう少し危機意識を持つ必要があるのではないでしょうか。
「大手ファストフードチェーンの商品だから」「他の人も皆、食べているから」と言った根拠のない安心感など捨て去り、自らの口に入れるものに対して当事者意識と責任を持つことが重要だと思います。自分の体なのですから。
食べることは生きることです。
健康には気を使いたいという方はファストフードの食品からは距離を置くことをおすすめします。
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